V型グループを有するスクイズコーターの付着量予測モデル
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概要
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表面に微小なV型のグループ加工を施したゴムライニングロールを用いたスクイズコーターでの塗液付着量を予測するためにロールとグループの変形挙動を把握するモデルを検討した.<BR>ロール軸方向の荷重分布を把握するためにロール変形解析を影響係数法で行った.ゴム表面変位の影響係数の設定においては, 半無限弾性体での変位解を利用し, 表面変位とある深さでの変位との差として算出した.この深さはゴム厚みを作用荷重に応じて補正した値を用いた.また, 付着量の予測にはグループの変形状態を明らかにする必要があるため, 作用荷重とグループの変形状態の関係を, 平面ひずみを仮定した弾性接触大変形問題として有限要素法により把握した.<BR>本モデルで予測した作用荷重とロール軸心接近量, ロール接触長, 付着量の関係は, 実験値と良い一致を示し, 本モデルの妥当性が確認できた.
- 社団法人 化学工学会の論文
- 1999-09-10
著者
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