cefaclor および cefixime 使用に伴う上咽頭検出菌の変化
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概要
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臨床所見の改善までに1週間もしくは2週間のcefaclor (CCL) やcefixime (CFIX) の使用を要した小児急性中耳炎, 慢性副鼻腔炎急性増悪例を対象として, 上咽頭細菌検査を1週おきに行い検出菌の経時的な変化について検討した. CCL使用後は<I>H. influenzae</I>, CFIX使用後は<I>S. aureus, S. pneumoniae</I>が検出されやすい傾向を認め, 特に小児急性中耳炎の主な起炎菌である<I>H. influenzae, S. pneumoniae</I>に注意を要すると思われた. <I>H. influenzae</I>が連続して検出された症例4名において, MICの有意の上昇がみられた. 臨床所見は改善し菌量も減少した症例であり, 抗生物質の使用により大部分の感受性株が死滅し, その後に少数の耐性株が顕在化したものと考えられた.
- 1995-04-20
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